NEW-SHIKAKE
2012/05/20 | CATEGORYS OTHERS | POST A COMMENT
吉田です。
シレっと3ヶ月ほどサボりました。
色々と新しいことが始まったのでご報告を。
1.会社を立ち上げました。
2年半フリーでやってきた仕事を法人化させました。
個人事業の屋号をそのまま使って、「シカケ株式会社」という社名です。
開業日は3月2日。
フリー3年目、32歳になる年の3月2日。こじつけだけど覚えやすいと思って決めました。
特にやってることは変わってないですが、今後とも宜しくお願いいたします!
2.大学に入学しました。
デザインのことや、当たり前のルールを知らないままやってきたことを危機感を感じて、
基本から鍛え直そうと思い、大学入学を決意しました。
2年ぐらい前からなんとなく必要と感じていて、ようやく状況が整ってきたのでこの春から行くことに。
武蔵野美術大学でコミュニケーションデザインを学びます。
3.小綺麗になりました。
外見も内面も小汚い男として知られていましたが、せめて外見はしっかりしようと思いたった結果、
今は割とサッパリしています。
髪も今までは個性的にしようと頑張って美容師さんに色々注文を付けていましたが、
今は座るなり大仏のようにドッシリ構えて「短く」とお願いしています。
色はどうしますか?と聞かれた時の答えは「濃く」です。
It’s 省エネルギー。我ながらエコです。
新しいことが色々始まったといっても2つしか無かったので最後は無理矢理足しましたけどね!
会社は立ち上げたばかりなので、これからボチボチ形していきます。
Webサイトも名刺も個人時代から変えていないので、そろそろ新しくしなければ。。。
大学はかなり楽しいです。
今までなんとなく過ごしてきてスルーしてきた基本をキッチリやるというのは物凄く意義があります。
技術書を見ても律儀に1ページ目からやるタイプではないので、そこからしっかりやることの重要さを改めて感じました。
校舎が遠いのが難点ですが、大学に行かなければ接点が無いような人とも知り合えたりするのは嬉しいですね。
学習計画上、今月中にレポート3本、課題1本を出さないといけないことになってるんですが、
出来る気がしません。。。
なんとか進級、そして卒業出来るように励まし合いながら頑張っていきたいと思います!
ではまた!
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【今日の写真】YOZAKURA
MIE – OKAYAMA – KAGAWA
2012/02/18 | CATEGORYS OTHERS | POST A COMMENT
吉田です。
もう2月も中旬ですね。
バレンタイン? そんなものがあった時代が僕にもありました。
すっかり放置だったのですが、
先日「見ている人がいる」という情報を得たので更新します。
前回のブログで書いた正月旅行の計画ですが、
台湾でほぼ決めていたものの帰りの航空券の予約がとれず、
1週間滞在しなければいけないとのことだったので断念。
他にこの時期1人で行きたい海外がパっと思いつかなかったので、
国内に変え、三重に決定となりました。
三重といえば伊勢神宮。
今まで行ったことが無かったのですが、
日本最強のパワースポットと名高いこの地で初詣です。
今年は気合いが違います。
往復バスで1泊旅行だったのですが、かなり満喫出来ました。
宮の写真は撮っていなかったので、泊まった旅館からの景色と朝食を!
お詣りをして、美味しいものを食べて、気持ちの良い旅でした。
正月休みが終わり、仕事始めは広島出張。
遠出好きとしては大変ありがたいです。
広島での仕事を終え、
行ったことのなかった岡山に移動。
ホテルに泊まって次の日、香川に行ってきました。
香川といえばうどん。
高松に到着するなりうどんを2杯はしごです。
噂には聞いていましたが、本当に自動販売機レベルの間隔でうどん屋が並んでいます。
満腹状態でフェリーに乗船。
この日の目的地「直島」に到着です。
直島は別名「アートの島」といわれていて、
バイクがあれば1時間ぐらいで1周出来てしまうんじゃないかというような場所に
沢山の美術館やアートオブジェが立ち並んでいます。
いわゆる現代アートです。
全く詳しくないのですが、迫力は伝わってきます。
島そのものも凄く美しいです。
埼玉県民にとって海は宝石なので、それだけで気持ちが満たされます。
直島で一番の目玉スポットといえるのが、
安藤忠雄氏が手がけた「地中美術館」。
美術館やアートに少しでも興味のある方は是非行ってみてください。
よく分からないながら今まで色々な美術館に足を運んできましたが、
ここは別格の迫力でした。
もはや美術館というカテゴリーとは別物かもしれません。
ベネッセホテルという素敵なホテルもあるので、
今度は泊まりで行きたいと思います。
行く相手を探さないといけないのがハードル高いですが。
岡山に戻って最終日。
メインの観光スポットである「吉備津神社」「岡山城」「後楽園」を制覇してきました。
吉備津神社は桃太郎のモデルとなった吉備津彦命を奉っている神社で、
長い回廊が有名です。
午前中だったのですが、手水で10分並ぶぐらい沢山の参拝客で溢れていました。
流石桃太郎!
参拝を終え、移動して昼食。
岡山名物「ままかり」の寿司を食べました。
サッパという青魚の酢漬けです。
あまりの美味しさにご飯がすぐに無くなるので、隣りから借りてこなければいけない。
と言われたことがままかりの語源だそうです。
ご飯というより日本酒が合いそうな感じですね。
とても好みの味でした。
他には関東ではあまり馴染みの無い鰆(さわら)の料理が岡山ではよく食べられているようで、
滞在中に鰆丼や鰆の刺身など堪能しました。
時間も限られていたので、
岡山城と後楽園を駆け足で観光して、帰りの新幹線へ。
自由席だったのですが、せっかく美人が「隣り宜しいですか?」と座ってきてヒマそうにしていたのに
声をかけて世間話をしなかったことを今でも悔やんでいます。
タイムスリップして殴りたいです自分を。
ということで今日はここまで。
次は何か良い報告が出来るかもしれません。
ではまた!
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【今日の写真】KOURAKUEN
2012
2012/01/02 | CATEGORYS OTHERS | POST A COMMENT
吉田です。
皆様、新年明けましておめでとうございます。
12月はバタバタしていて結局更新も全くしないまま1ヶ月以上。。。
今年は色々変えていこうと思っているので、改めて宜しくお願いいたします。
1ヶ月以上開きましたが、前回更新からは特に何も変わったところはありません(笑)
お世話になっている方の関係で、静岡の沼津で行われた「よさこい東海道」に撮影に行ってきたぐらいで、
他は特にお出かけも無く、ひたすら黙々と籠っていました。
クリスマスの3連休も全く出ず、
正月の旅行の計画をずっと練っていただけ。
大晦日は友人と毎年恒例の格闘技を観にさいたまスーパーアリーナに行き、
猪木さんと一緒に「3・2・1 ダー!」で迎えた2012年です。
朝まで飲んで帰宅のために乗ったタクシーの運転手の名前が
「勇」で、車がマイカーと同じだったということで
これは確実にキテるなと。
今年は吉田ハネるぞコレはと思ったしだいです。
色々やりたいこともあるので、
ちょこちょことご報告出来ればと思います!
ではまた!
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【今日の写真】YOSAKOI
MIYAJIMA
2011/11/16 | CATEGORYS OTHERS, WORK | POST A COMMENT
吉田です。
さる11月7日。
僕の誕生日だったのですが、この日、とある企業様のお仕事で広島に出張することになりました。
自分の(いつもの)スケジューリングの甘さから、この時期は非常にバタバタしていました。
当日も徹夜のまま新幹線に乗り、3時間ほどの旅に。
仕事内容は、ある大規模製造工場の内部と、
社員の方へのインタビューの写真+映像撮影でした。
15時スタートで18時ぐらいには終了。
一緒に取り組んだ営業の方とディレクターの方は
東京行きの新幹線に乗ったのですが、
自分はワガママ言って居残りました。
疲れもあって、何か美味い物でも食べて一泊したかったのです。
あと、仕事以外の写真や映像も撮ってきたかった。
ということで、広島駅から電車で30分ほどにある宮島口へ。
高校の修学旅行で宮島に行きましたが、
その時の印象は海に立つ大鳥居だけ。
実際に修学旅行で行ったことある方のほとんどがそんな感じだと思います(^^;
高校生の頃は広島市内のホテルだったため、
宮島の夜は初体験です。
最終の船便で辿り着き、
早速撮ってみました。
ライトアップがされていて凄く綺麗です。
厳島神社も上品にライトが当てられていて、
参道の灯籠の灯りも美しいの一言です。
宿は宮島唯一の源泉掛け流し温泉がある錦水館さん。
サービスも行き届いていて、お風呂も綺麗な宿ですが、
一人旅用の部屋なら万年貧乏の自分にも泊まれる金額です。
厳島神社から宿までは徒歩5分ぐらいとアクセスも良く、
周りはお土産物や食事処が立ち並ぶ賑やかなエリア。
でも夜はこんなに穏やかな雰囲気です。
潮の匂い漂う夜の宮島は言葉にならない美しさですね。
あ、浸ってますが仕事を半分ぶん投げてココにいることを忘れてはいけません。
宿に戻って、持ってきたPCでほぼ朝までお仕事です。
旅人としてはツライですが、制作屋としては最高の環境ですね。
温泉を堪能し、美味しい朝食もとって、
この日も観光に出ました。
打ち合わせにも対応出来る格好で登山をしてみたり、
宮島名物「牡蠣のフルコース」を堪能したり、
やりたい放題やってきました。
その場で殻のまま焼いてくれるような焼き牡蠣というのを
初めて食べたのですが、ちょっと意味が分からないぐらい美味しかったです。
牡蠣の向こう側に行っていますよアレは。
牡蠣神といってもいいです。
宮島といえば潮の満ち引きで大鳥居に歩いて渡れるのが有名ですが、
自分ももちろん渡ってきました。
海藻が絨毯みたいになっています。
たっぷり観光して最後はこちらも宮島名物「穴子飯」を堪能して、
大満足の行程は終了。
ほぼ最終の新幹線で東京に戻りました。
提出を待ってくれた方に恩返しをすべく、
より一層精進します。
ではまた!
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【今日の写真】ITSUKUSHIMA
SHISHIMAI
2011/10/30 | CATEGORYS OTHERS | POST A COMMENT
吉田です。
なんと驚くことに、2ヶ月も更新をサボりました!
2ヶ月あれば猫だったら大分大きくなりますよ。
特に何かあったわけではないですが、
時間はあっという間ですね。
さて近況を。
もう2〜3週間ぐらい前のことですが、
地元で行われている伝統行事に顔を出してきました。
演目は皆さんもご存知の「獅子舞」なのですが、
僕の地元の獅子舞は皆さんが思い浮かべる新年の唐獅子物とはちょっと違います。
3人1組となって舞うのですが、それぞれに獅子を被って役割分担をしながら一つの演目を行います。
江戸時代から続く、市指定の無形民族文化財です。
というと、随分大規模な物と思われるかもしれませんが、
実際は地元の小さな神社で、周辺住民がフラっと見に来るような小規模なものです。
実は僕はこの獅子舞の卒業者で、6年間に渡って毎年舞いを奉納していました。
地方局の取材を受けたり、公民館で舞ったりしたこともあります(笑)
小学生から始めて卒業する頃には高校生ですから、
色々楽しいことも覚える年頃。卒業後には全く顔を出すことはありませんでした。
地元に帰ってきたということと、仕事で写真を撮らせてもらえるようになったこともあって、
久しぶりに行ってきたのですが、中々良いものですね。
本番の舞いの舞台はこんな感じです。
舞いの冒頭では獅子ではなく人の状態で舞います(獅子を隠したまま)。
そこからこのように獅子に変わるのですが、何故最初から獅子ではないのか説明は一切ありません。
善良で大人しい人間が、虐げられてきて己の中の獅子に目覚めて覚醒するというようなストーリーは無しです。
自分が舞子だった時もその点はブラックボックスでした(笑)
それぞれの獅子には役割があり、
姪獅子=雌の獅子
中獅子=雄の獅子
大獅子=雄の獅子
という性別で、姪獅子はアクロバティックな動きも多く、派手なポジションです。
大獅子は雄大でダイナミックな固有の動きがあって、男らしいポジションです。
中獅子は2獅子の繋ぎ。
全部で6組の獅子が1本のお話を舞いで表現するのですが、
その粗筋はこういうものです。
幼なじみで育った3頭の獅子。
ずっと仲良く暮らしてきましたが、中獅子と大獅子は姪獅子を次第に雌として意識するようになり、
ドロドロの三角関係に突入していくのであった。
・・・伝統芸能大丈夫か?
最終的に争いに勝つのは大獅子です。
見事に姪獅子を射止めます。
・・・
さ、て。
賢明な方はそろそろお気づきでしょう。
僕がどの獅子を演じていたかを。
そう中獅子です。
6本もある演目の中で主役になる演目は1つも無く、
ただひたすら派手な2獅子の繋ぎに徹して最後まで特に印象に残らず、
女性にもモテないというアレな役です。
小学生からソレをやってればまぁコノような仕上がりになりますわね。
見つめ直しましたよ。
まさかこんなことになっていたとはね。
そして写真を撮りましたよ。
忘れるためにね。
激しく動くものを撮る練習になったので良しとします。
さーて、強く生きていくぞ〜!
獅子のようにね!
ではまた。
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【今日の写真】SHISHI
RUSSIA
2011/08/30 | CATEGORYS WORK | POST A COMMENT
吉田です。
皆さんは、ロシア料理に「ピロシキ」というメニューがあるのをご存知ですか?
総菜パンの一種なのですが、
これをGoogle翻訳でロシア語にしてみると、русская кухня
なんのこっちゃ? という感じですが、
英語にしてみると、Russian food になるんですね。
「ロシアの食べ物」
いや、確かにそうですが、幅が広過ぎです。
寿司はSushiなんだから、ピロシキはPiroshikiでいいんじゃないでしょうか?
気になったので「ボルシチ」も試してみました。
Borscht
・・・!!
なんですかこの差別は!
ピロシキは「あぁ? ロシアの食べ物なんじゃない? よく知らないけど」
ボルシチは「ボォルシィッツィ!!」
この格差!!
何を専用の英単語用意してもらっちゃっているんですか。
ズルですよ。
さ・て
本題に。
自分が関わらせていただいている企業の事業の一つとして、
ロシア向けのECサイトを制作させていただきました。
こちら
チャリティーTシャツの販売サイトです。
受注生産形式で、通常のECサイトとは少し趣が異なるのですが、
先日ついにオープンにこぎつけることが出来ました。
サーバー選び、ドメイン検討からスタートという1からの作業であったのに加え、
言語に馴染みが無かったりオリジナルTシャツについての常識に疎かったりと問題は山積みでした。
一つづつクリアにしていき、現物が届いた時にはかなりのワクワク感がありました。
Tシャツデザインの見本の段階からついに物を届けられる状態まで来たかと。
一種の達成感を感じると共に、多くの経験を得ることが出来ました。
これから運営を通じてブラッシュアップしていかなければならない点は多いと思いますが、
ガッツで頑張っていきます!
ではまた!
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【今日の写真】TONBO
PANDA
2011/08/06 | CATEGORYS CAR | POST A COMMENT
吉田です。
ついに、ついに、
アレを手に入れました。
拳銃かと思ったアナタ。
違います。
マフィアじゃないんですから。
さて、車の話。
人生初のマイカーの納車です。
国内外1000車種以上を見た上で選んだ、
愛する相棒をご紹介します。
イタリアが誇る庶民の足。
FIATのPANDAです。
96年式セレクタ1100、アドリアティックブルー。
デザイナーはフォルクスワーゲンの初代ゴルフやバックトゥーザーフューチャーでお馴染みデロリアンなどのデザインを手がけた
カーデザイン界の重鎮「ジョルジェット・ジウジアーロ」。
語れる蘊蓄盛り沢山の愛すべきチープ車です。
エンジン音だマフラーの云々だのは全く興味が無いのですが、
デザインと色に一目惚れでした。
ちなみにこの色、96年と97前半にしか作られていないカラーで、
個人的にはもっともこの車が輝く色だと思います。
前々から存在は認識していたのですが、
・古い
・壊れそう
・パワステが付いていない
・エアバックもABSもない
等の理由で買うことは無いと思っていたのはもう昔の話。
一目見て、座った瞬間買うことを決めてしまいました。
軽自動車と全く変わらない小さいサイズの車で、
キャンバストップをバサっと空ければ開放感丸出しです。
正式デビューが1980年なので、自分と同じ年の車です。
(自分が買ったのは96年式ですが)
購入した中古車屋さんが千葉にあるので、取りに行って乗って戻ってきたんですが、
これがかなり緊張でした。
なんせ、車の運転は10年ぶりぐらいですから。
いやホントに。
完全なるペーパードライバーです。
それがいきなりイタ車のボロ・・・いや、入門編クラシックカーみたいなものに乗って
千葉から埼玉まで行こうというのだからこれはもう暴挙です。
狂気を感じます。
テンションを上げようと、iPodでノリの良い曲限定ランダムに曲を再生していたら
お店に着く直前にThe Prodigyの「Take me to the hospital」が流れて慌てて電源を落としました。
縁起悪過ぎです。
気持ちを落ち着かせつつ、車の最終チェック。
担当の方が納車記念に写真を撮ってくれました。
最悪、これが遺影になるパターンも考えたのですが、
今ブログを書けているのでなんとか無事です。
吸盤で取り付けられるナビを買っておいたので。
早速取り付けをして、自宅を設定していざ発進!
正直ビビリました。
そして、最初に道路に出るところで大きく対向車線に膨らみました。
ドンマイです。
幸い、ナビはスムーズに行き先を示しているようで、
言いなりになって進んでいたのですが、途中で違和感が。
どうやら有料道路が指定されている模様。
このパンダ。
左ハンドルな上に、まだETCカードを作っていないので一般レーン。
それより何より、10年ぶりに車を乗るのに高速で大丈夫?
結果、料金所で寄せ過ぎてタイヤが「キュイッ」と音を立てた以外は全く問題ありませんでした。
不安視していたスピードも全く問題なく、加速もスムーズ。
ハンドルも高速では安定していて特に怖いと思うこともありません。
急カーブではまた「キュイッ」と不穏な音を出しましたがグッドサウンドということにしましょう。
インテリアもクールでしょう?
割り切り過ぎというか、絶対に必要な物以外は何もありません。
上機嫌で自宅に戻って一通り自慢です。
「小さ」
「ミニカーだな」
という有り難い言葉を頂戴しました。
時間をみつけて海か山にでも、
カメラと三脚を積んで屋根フルオープンで出かけたいと思います。
あ、怖いのでしばらくは人は乗せません!
本当の意味でのマイカーとして愛していきたいです。
ではまた!
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【今日の写真】PANDA HIP
CAR
2011/07/26 | CATEGORYS CAR | POST A COMMENT
吉田です。
また随分と間が空いてしまいました。
多少夏バテ気味ですが、ギリギリ無事です。
色々な仕事をご依頼いただく中で、
色々な場所に色々な物を持ち歩く機会が多くあるのですが、
その重量が軽い時で4キロ弱、思い時で15キロ程度になるので色々と大変です。
そのため、独立直後からずっと「アレ」が必要だと感じていました。
アレ。
小指を立てた方。
違います。
その「アレ」は荷物を持ってくれませんからね。
僕の言うアレとは、車のことです。
荷物と自分を積んで、ブーンと走ってくれる文明の利器。
運転免許は18歳の時に取得しているのですが、
実際に車を運転したのは恐らく50回以内だと思います(笑)
思い起こせば高校生、あの頃は全てが輝いて見えた。
今輝いているのは免許だけ。心も体も汚くなって、瞳の濁りは事故車級。
あぁ中高年、中高年。
きみまろです。
僕が初めて東京に出た20歳の頃、
東京で車を持つということはごく限られた者にのみ許された神々の遊びでした。
駐車場は安くても月3万円。
初めて住んだ部屋の家賃が6.2万円ですから、合わせて9.2万円。
それに保険料とガソリンと整備と諸々・・・
その時にやっていた仕事、某TV局の出向ADの手取りが12万円ぐらいでしたからね。
休みが無いのでそもそも車に乗る時間なんてありません。
そこでブランクが出来て、
「東京で生活するのに車は不要である」
という結論に達してからは本当に一切、全く乗ってきませんでした。
一度離れると興味が失せるもので、もしその時にポンと300万円もらっても車を買うという選択は絶対にしていませんでした。
そんなこんなで月日は流れて、
実家に戻って自分のやりたいことを仕事にしようと行き着いた時には
すっかり運転が出来ない体になっていました。
ですが、実家は最寄りの駅から徒歩だと1時間かかる場所で
とても便利とは言えません。
撮影を含む泊まりがけの出張にでもなれば、
15キロの荷物を山ごもりでもするのかと思われる巨大なキャリーバッグに詰め込んで出発するのですが、
バスから電車、かなり距離を進むことになります。
といっても、女の子のように旅行に靴を何足も持っていったり、バッグを何個も持って行ったりというのではなく、
撮影機材が中心になるので重く、大きく、壊れ物という三重苦なのです。
僕は他人からの冷たい視線恐怖症なところがあるので、
「うわっ 何その大荷物! 邪魔!」とか、「何入ってんだよ気持ち悪い」とか、
「それ持ってバスに乗ってくるって常識無いんじゃございませんザマス?」とか、
「タクシー使えよ貧乏人」とか思われるのが怖くて仕方ないのです。
実際、そういう時の人間は恐ろしく冷たい目をしてこちらを見てきます。
満員電車だったりするとそれはもう物凄いです。
自分がされても嫌なので気持ちは分かるのですが、せめて無視していただきたい。
そんなことが何度もあって、重度の運転嫌いの自分がついに車の購入を決断することになりました。
決断した今でも「運転なんて全く興味ないし、出来ればやりたくない」と言えるのですが、
そんな自分の車探しは予想通りとても大変なものになりました。
よほど愛せる車に乗らないと確実に乗らなくなると断言出来るので、
決断からかなりの時間をかけることに。
サイトで情報や写真を調べただけのものが殆どですが、
1000車種以上は見たと思います。
大袈裟でなく、
国内外のここ30年以内の車両は余程幻級でなければ全て目を通したんじゃないでしょうか。
・格好いいこと
・色に納得出来ること
・ロマンがあること
・ATであること
・荷物が積めること
・サイズが小さいこと
・安いこと
・やっぱり格好いいこと
車として最低限のことをカバーしつつ、
見ているだけでニヤニヤ出来るものじゃなければ嫌です。
でも基本的に貧乏体質なのでお金もそんなに出せません。
最終的に候補を10車種程度に絞って、実際に観に行ったり
深堀りして調べたりする期間を経て、
先日ついに、ついに決めてきました。
シートに座った瞬間「コレください」と言いたくなるような車に出会えたので、
イバラの道かもしれませんが、致命的な故障を起こすまで一緒に過ごしたいと思っています。
納車は来月前半の予定。
また改めてご報告いたします。
ではまた!
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【今日の写真】 AJISAI2
KOBE & OSAKA
2011/07/07 | CATEGORYS WORK | POST A COMMENT
吉田です。
もう7月ということで、毎日暑いですね。。。
先月の話になってしまいますが、
兵庫・大阪に出張に行ってまいりましたのでそのご報告を。
京都観光が好きでなので関西方面には個人的によく行っていたのですが、
仕事で行くのは初めてです。
近畿の大学図書館ネットワークが行う研修の一環として、
静岡の高校の件に続き、分不相応なことに講師として呼んでいただきました。
僕自身、名前が知れている有名制作者でもなければ
世間一般の方が誰でも知っているような案件を手がけてきたわけでもなく、
講師として大学や図書館関係の講義を数多く経験しているというわけでもありません。
今思えば、よく呼んでいただき、よく決定していただけたなと思います。
相手からすれば、写真や映像、広告デザイン等をやっているとは言っても
所詮無名で市井の1フリーランサーでしかないので、
今回の講義のメイン講師であるNさんのキャリアと説得力に大感謝です。
そんな自分がただ喋るだけでは「・・・で、お前は誰なんだ?」となってしまうと思うので、
一つ身近な制作事例をお見せしたいということもあり、
神戸の大学図書館の方にご協力いただき図書館の紹介映像を撮影しました。
撮影は2日間ある研修の前日に行い、その晩に大阪に移動。
その日の夜中と1日目の研修後の夜にホテルに籠って編集しました。
1日目の研修は図書館・教育以外の業界の人間が考える企画の着眼点や考えの進め方についての講義を行い、
自分は主にその様子の撮影。
午後に行われた各図書館のポスターのデザイン講評では自分も現場の人間として気付いた点や
生意気にもアドバイスなどさせていただきました。
全11大学のデザインを見させていただいたのですが、
細かく色々言わせていただいたものの、1番大きな違いは「好きかどうか」ですね。
「好き」>「嫌いじゃない」>「仕事の一つ」
というような関係がそのまま作品の出来に表れていると思いました。
興味を持てば試行錯誤するようになり、
フォントひとつとってもゴシック系がいいのか明朝系がいいのか両方置いて比べてみる。
色もいくつか組み合わせを見てみる。
それだけで随分違いが出てくると思います。
その後はグループ研修に。
グループ研修のテーマは「図書館ブランディングの構築(図書館改善提案)」。
受講生は近畿地方の名だたる有名大学図書館勤務の41名。
高校2年の時点で試験勉強を放棄した無学の自分がアドバイスなどオカシイとは思いますが、
外の業界の人間としての気付きなどを伝えるため各グループを回らせていただきました。
2日目に行われる発表の下地を作って1日目は終了。
終了後に懇親会を開いていただき、
受講生の方々からポスター講評についての質問や改善案でのアドバイスを次々に求められ
皆さんの熱意と、自分がやってきた経験が誰かの役に立つ喜びを感じました。
普段は実感しづらいことなのでそれだけでも気分が盛り上がり、
その勢いでその日は朝まで編集作業をしてしまいました。。。
2日目。
早速、神戸で撮影させていただいた映像の編集版を上映。
「今まで影の薄かった講師が何やら映像を作ったらしい」という話も広まっており、
撮影で協力していただいた大学図書館の方も運営委員や受講生としてその場にいたため、
非常にハードルが上がっているのを感じて正直足が震えました。
何年やっても、自分が出したものを相手に見てもらう瞬間の緊張感には慣れません。
結果、温かいウケをいただき一安心。
上映会場の都合で音があまり大きく出せなかったので、
音をメインにした構成のミスを反省しましたが、
協力いただいた大学図書館の方には物凄く喜んでいただき、
それだけで報われた気分でした。
1を頼まれ、1.5をやったら、2喜んでもらえた。
というような感じで、こういう瞬間は制作をやっていて一番幸せな気持ちになれます。
映像は大学のオリエンテーション等でご利用いただけるとのことです。
学生さん達も出ているのでwebサイトへのアップは基本的に難しいと思いますが、
もし許可が下りればここでもご紹介したいと思います。
疲労はありましたが、もの凄く充実した研修でした。
関わる全ての方に感謝したいと思います。
ありがとうございました!
ではまた!
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【今日の写真】VS
CAMP
2011/06/26 | CATEGORYS WORK | POST A COMMENT
吉田です。
前回の記事でもお伝えしていた通り、
高校生によるCM制作実習のため、山梨に行ってまいりました。
人間力育成合宿と名付けられた3日間の宿泊合宿。
その1日目に組み込まれた企画のお手伝いを行うべく、
形式上は講師という肩書きで参加させていただきました。
前回静岡での事前授業の際にとても暑かった記憶があるので、
長袖ボタンシャツと極薄の下着(1枚で着ていたらゲイと思われるような)のみで行ったのですが、
山中湖の近くにある合宿所はとても涼しく、ジャケットが必要な気温でした。
事前に制作についての授業はしていたので、導入部分はサラリと伝え、
早速カメラと三脚を渡して個別に操作の説明を行いました。
(先方が撮影してくれた実習の様子から、珍しく自分の姿を載せます)
自由に撮影してほしかったので、
最低限の説明だけして、企画が固まったチームは撮影開始。
生徒さん達が実際のロケ地となる合宿所を見たのはその日が初めてだったため、
事前に考えた企画が狙い通りそこで撮影可能かどうかも含めて、必要に応じて練り直しや案出しが行われました。
事前授業、合宿の導入も何か今ひとつテンションが高まっていない雰囲気を感じたのですが、
この辺りから生徒さん達の目が輝いてきました。
5チームそれぞれ散らばって撮影。
先生方が去年同じ実習を経験していたからか、
事前授業のスタイルを変えた効果が出たのか、
生徒さん達は去年よりもスムーズかつアツく撮影に取り組んでくれました。
自分も質問に答えたり、メイキング映像作りのためカメラを持って撮影したりしていたのですが、
始めは「映像?面白いの?それ」という印象を持っていたチームもいたと思いますが、
いざ始まると「そうじゃなくてこう撮ってみようよ!ハイもう1回!」
というように、皆前のめりになって取り組んでくれていました。
実際には生徒さん達が自分で面白さを理解してくれた結果だと思いますが、
講師として呼んでいただけた以上、「つまらない」という評価は実に寂しいので
こうした反応はもう何事にも代え難い喜びでした。
女子高生に面と向かって気持ち悪がられたら泣いてしまうかもしれないと思っていたのですが、
心配した事態にはならず一安心。
皆の撮影したデータをPCに取り込み、他PCでも使用出来る形に書き出して上映開始!
全チームの上映が終わり、投票。
生徒さん達、先生方、合宿関係者、講師全てに投票券を配り、
その結果を集計しました。
1位から5位までの間が10票程度しか離れていない僅差の激戦。
結果が決まると僕は用意していただいた自室に籠ってひたすら編集作業。
その日に撮影したメイキング映像と順位・賞の表示を、許された僅かな時間で一応の形にすべく
鬼編集モードで脇目もふらず駆け抜け、青春ってやつを捧げて5分押しぐらいでようやく完了!
撮影テープの提出が遅れて先生に叱られた生徒さん達に
「仕事としてやっている人間も遅れちゃったりするから、気にする所は気にして、拘りは持ち続けて」
と、
「お前も遅れたくせに何故指導目線なんだ?」
と思われる金言をぶちかまして、いよいよ5分前に仕上がった表彰映像の上映がスタート。
数時間前の自分達が映っていることに喜んでもらえたようで、
順位の発表時には歓声が起こるほどの盛り上がりでした。
体験した生徒さん達にも、呼んでいただけた学校の皆さんにも、
映像を使って表現することの楽しさを感じてもらえたなら成功です!
例のごとくあまり寝ていなかったのですが、
その興奮から目が覚めてしまい、
講師チームで軽く打ち上げ。
「山梨はほうとうが美味いんですよ〜」
なんて言いながら、山中湖周辺を車で流すも・・・
店 ゼロ 軒 です
(カーナビの音声風)
山中湖を半周以上して、
諦めて帰ろうとした時に発見したのが皆大好きファミリーレストラン『ガスト』
ガストでガスッとメシ食おうぜ!
何もかかってないですけども。
実は前日夜もガストに行っていた自分。
「いや、山梨ならではのガストかもしれませんよ?」
と言われましたが、
「いやいや、どこでも一緒なのがファミレスの良いところですよ〜」
な〜んて答えていました。
美味しく食事を終え、
コーヒーを飲もうと、
ドリンクバーのカプチーノのボタンを押したのですが、
出てきたのが全く泡の無い、底が透けて見えるほど澄み切ったクリアブラウンのお湯。
「・・・!!!」
どこでもいつでも同じと思っていたファミレスでしたが、
まさか胃に優しい カフェ白湯チーノを出してくれるとは・・・
その日は生徒さん達と同じ合宿所に宿泊して、
合宿を続ける皆さんに挨拶をして、
お昼過ぎに自宅に戻りました。
本当に楽しかったです!
ありがとうございました!
ではまた!
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【今日の写真】AJISAI