TAIPEI & SHANGHAI

2011/02/18 | CATEGORYS WORK | POST A COMMENT 

吉田です。

予告通り、2/11(金)〜2/18(日)にかけて、
初の海外出張に行ってきました。

台北(台湾)と上海(中国)どちらも行ったことのない国なので、
ワクワクし過ぎたのと、国内のように「足りなかったら買えばいい」が通用しないと思ったので
準備に手間取り、結局全く眠れないまま飛行機に乗りました。

初日の予定は台北だったのですが、決まったのが直前だったのでチケット予約の関係で
上海経由の台北行き。初の1日2便搭乗でした。

また台北滞在も21時間という弾丸スケジュールだったのと、
滞在中ずっと雨が降っていたので・・・観光のようなことは出来ませんでした。

それでも気を遣っていただき地下街散策と食事で台北を堪能しようということで、
短い時間ながら日本にはない「ならでは」の文化を感じることが出来ました。
ご飯がとても美味しく、また物価も安いので、日本からギャラをいただいてココに住みたいと思えるほどでした(笑

体中からニンニクの匂いを発散させながら、慣れない飛行機の疲れで爆睡。
翌日の午前中にお客様に迎えに来ていただき、撮影を終えて即空港へ移動。休む間もなく上海行きです。

電波少年を思い出しますね(笑
でも、旅行じゃ組まないスケジュールですから、これも貴重な体験です。

夕方に上海に到着し、お客様のところへ向かったのですが、
流石、多くの人に「チャイナマジック」と言われる洗礼を各所で受けました。
電車の乗り降りは戦争のようで、誰も信号を守らず、駅の案内板ですら適当な表示という(笑

東京に長く住んでいた自分でも驚くほど、現地の方の歩くスピードは早いです。
荷物が多かったのもありますが、ビュンビュン抜かされました。

夜に撮影を終えてからは翌日の帰国便までフリータイムということで、
上海の華美な夜景を見に行ったり、独特の味の中華料理を食べたりして楽しみました。
景色の空気感も食の味付けも、実際に行って体験しなければ分からないものですね。
あ、ちょっと驚いたのが、中国の原付きはどれも物凄く静かなエンジン音です。
見た目は古くて、いかにもウルサい排気音がするんじゃないかと思うんですが、モーター駆動かと思うぐらい
スイーっと走っています。日本もこの方式取り入れた方がいいんじゃないかと思いました(笑

またもやニンニクの匂いを発散させつつホテルに戻ると、
これまた文化の違いを感じさせる部屋の作り・・・話のネタを沢山仕入れることに成功です。

ゆっくり寝た後は豫園(ヨエン)という上海の故宮跡にある観光地を散策してきました。
中国の古式ゆかしい建築物のイメージそのままの美しい景観を、日本には無いセンスで飾ったカオスな空間でした(笑

その豫園から歩いて数十メートルの所はもう普通の住宅地です。
ここの方が普段着の上海を感じさせて、生きたカエルや首をバッサリやったばかりの魚、手足と頭を落とした豚肉?
と思われる巨大な肉の固まりが鎮座していたり、思わず「コレコレ〜!」とテンションが上がってしまいました。

古くて新しい、過剰な程活気があって、我が道は譲らない。
僕はバブル世代より後の世代の人間なので体験はしていないのですが、
高度経済成長期に日本中が湧きたっていた時の雰囲気もこんな感じだったんじゃないかと思いました。

異文化を体験して、異なる考え方に触れる素晴らしい機会を与えてくださったお客様、
僕を指名してくれたディレクターのなべぞうさんには感謝してもしきれないですね。

いや〜 是非また行きたいですね!
宜しくお願いします!

あ、台北と上海で撮ってきたお仕事以外の写真についてはこちら
アップしていますので、宜しければご覧ください。

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【今日の写真】SHANGHAI HOME

photo10 TAIPEI & SHANGHAI



OVErSEAS

2011/02/07 | CATEGORYS WORK | POST A COMMENT 

吉田です。

いきなりと言えばいきなりなのですが、
週末に海外に行ってきます。

お仕事で。

祝!初海外WORKです。
旅は好きなので、色々な所に旅行には行きましたが、
仕事となると東京が中心で、
他には埼玉、千葉、神奈川、去年初めて新幹線の距離(静岡)に出たぐらい。
飛行機の距離、海を渡るのは初めてです。

とある国内メーカー様のパンフレット作成プロジェクト。
海外支社駐在で働く社員の方に取材&撮影を行う「撮影」担当カメラマンとして行ってきます。

旅行で行く時はあえてキッチリ準備していかずに現地で物を揃えたり、
情報不足によるトラブルを楽しんでいる自分なのですが、
仕事となるとそうはいかず、薬は持ったかな、現地の気温はどれぐらいなのか、現地のコンセントの形は・・・ などなど、初めて行く所なのでキッチリ準備をしていかないと!
と、色々あたふたしています。

海外に行く時も国内同様「足りない物は現地で」派だったので、手荷物以上の荷物を持って行ったことがありません。
今回はカメラの三脚、レンズ、バッテリーやデータ確認用のPCなど含めると、とても手荷物には収まらないので初めて荷物を預けて、あのお弁当工場みたいな場所から流れてくる荷物を見ることになります。

完全な田舎っぺ状態なので、迷惑かけないかだけが心配ですが、
自分らしく楽しんで盛り上がって良い写真が撮れればと思っています。

ちなみに、場所は中国(上海)と台湾(台北)です。
両方未体験の土地。本当にワクワクします。日本には無い文化や、そこにしかない何かに触れられる体験は非常に貴重で尊いものだと思うので、このような機会をくださった「なべぞうさん」には大感謝です!

観光する気マンマンみたいな浮かれ日記ですが、
もちろん仕事はキッチリさせていただきますので(笑)

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【今日の写真】SUNFLOWERS

photo9 OVErSEAS



da Vinci

2011/02/04 | CATEGORYS OTHERS | POST A COMMENT 

吉田です。

前の日記から随分と時間が経ってしまいました。
1月は自分のリズムの上下が激しく、ハイテンションとローテンションのコントロールが出来てませんでした。

こりゃあイカンですね!
もっと外からも刺激を得なければ。

と、いうことで1月の反省を生かすべく日比谷公園で現在開催中の
レオナルド・ダ・ヴィンチ特別展「モナリザ25の秘密」を見てきました。

結果、目的である「刺激を得る」は成功です!
が、美術館や博物館が大好きな自分としては正直ドキドキするような内容ではありませんでした。

あまり言うと調子に乗るなと言われそうですが、
やはり展覧に行くからには創作者の生の現物を見て体験したいものです。

今回の展覧には原画などの展示は無く、精巧に再現されたレプリカや、ダ・ヴィンチファンにはお馴染みの
展覧内容となっており、展示デザインも抜群と思えるものではありませんでした。
以前上野の展覧で見た「受胎告知」の現物を見た時に感じた鳥肌が立つような印象は残念ながら今回は・・・

そんなわけで、展覧自体は自分の好みとは少し違っていましたが、
刺激・再認識は得ることが出来ました。
それは「発想を何か形にするため行動すべき」ということです。

超天才で生まれながらにして神だったというイメージもあるダ・ヴィンチですが、
僕の中では「行動力が並外れている人」という印象です。

人は飛べるんじゃないかと考えて、「おいおいコレは明らかに無理(飛べない)でしょ」というような
飛行装置を作ってしまったり、「え?コレ味方も殺しちゃうでしょ」というような兵器を作ったり、
禁止されている人体解剖を数十体強行したり、家族や友人にいたらちょっとアレな人ですよね。

99.99%の人がやらないことを「やっちゃう」。
だから結果がついてくるんだろうなぁと思いました。

自分も99.99%側の人間で、「コレ面白いんじゃない?」と思っても結局やらないことばかり。
ダ・ヴィンチのようにというわけにはいきませんが、面白いと思ったらやってみる、駄目でも結果から学ぶ。
それが出来れば理想とする自分に近づけるんじゃないか、そう思えただけでも行って良かったです。

現物の展示はありませんが、ちゃんと向き合えば見た人の数だけ発見・再発見出来ることがあると思うので、
時間があったら行ってみてはいかがでしょう?

あ、回し者じゃありません。むしろ関係者になりたいです(笑)

ではまた!

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【今日の写真】YOZAKURA

photo8 da Vinci